肌の表面にプツプツとできてしまい、感染が広がると、大量に発生することもある水いぼ。
自然治癒も可能ですが、皮膚科で強制的に患部を取り去る方法もあります。

では一度治ったら二度と再発しないのでしょうか? もし再発するのだとすれば、どのような場合なのか、そして、対策はあるのか、について説明していきます。

-再び発症するのか?
ウイルスが皮膚から感染して発症するのですが、時間とともに治る症状です。また、悪性ではなく良性です。
症状が軽度の場合は、病院へ行くなどの特別な処置をせずとも、自然治癒を行う、という方も多いようです。

やがて抗体(免疫)ができるから自然治癒が可能なのです。
子供、特に幼い子供がかかりやすいのは、まだ抗体ができあがっていないからです。

ですので、一度かかると、抗体ができるため、二度と感染しないとされています。

しかし、発症したので、もう抗体ができた、これで大丈夫、というわけではありません。
抗体がきちんとできるまでに1~2年程度かかりますので、その間は、水いぼがどんどん増える可能性もあります。
袋状になっているいぼの中身はウイルスです。中身が出て、症状のない皮膚へも感染が広がることを避けるためにも、患部を覆うなどしてプロテクトしておきましょう。

では、1~2年程経過して、自然治癒した場合は、もう絶対に発症しないわけでもありません。
厳密には再発ではないのですが、水いぼが皮膚の表面から一度はなくなったにも関わらず再び現れてしまった、というケースもあります。
それはなぜなのでしょうか?

-再び現れるのはどのような場合?
一度治ったのに再び発症することがあります。
治ったのになぜ? と思ってしまいますが、これは、すでに皮膚がウイルスに感染していたからなのです。
治る前の水いぼからウイルスが出てしまい、発症していない皮膚に付着し、感染することがあります。
潜伏期間が2ヵ月程度と長めなので、気づかないことが多いです。

そして、最初の水いぼが治った頃に出現することがあるのです。
ややこしいですが、こういった場合は、すでに感染していた箇所で発症しているのであって、再発ではありません。(考え方によっては再発とも言えますが)

そして、最も気をつけたいのが、この感染の拡大です。
対処方法はあるのでしょうか?

-感染の拡大を防ぐために
抗体ができ、潜伏しているウイルスも含めて、すべてのいぼが治癒されるまでの間、感染が拡大してしまわないように日頃から気を付けておきたいことがいくつかあります。

・爪を整える
→集中して発生したり、アトピー性皮膚炎と併発している場合などは、かゆみを感じることがあります。
掻いてはいけない、と思っていても、むず痒いと、うっかり掻いてしまうことってありますよね。
それにより、傷がついて、中のウイルスが飛び出してしまうと、感染が拡大する可能性が高まります。
もし、掻いてしまっても、ダメージを最小にするために、爪を丸く切っておきましょう。
また、カットしても断面がガタガタだと意味がないですので、爪ヤスリできれいに整えるようにしましょう。

・ガーゼや絆創膏を貼る
→特に就寝中は無意識に掻いてしまうことがありますので、ガーゼや絆創膏で守りましょう。
衣類などを媒介するほど強力なウイルスですので、もし、掻いてしまって寝具にウイルスがつくと、みるみる広がる恐れがありますので十分注意してくださいね。

・刺激から肌を守る
→ウイルスが皮膚についたからといって必ず発症するわけではありません。
しかし、抵抗力が弱まっている時は、感染しやすいです。
そのため、刺激から肌を守り、肌のバリア機能を高めておきましょう。
刺激から守るためには、UV対策を行う、乾燥しないように保湿を強化する、擦ったりするなどして無暗にダメージを与えないようにすることが重要です。
また、皮膚を清潔に保つことも大切です。水いぼ以外の皮膚疾患があっても、バリア機能が弱まることがあるので、注意しましょう。
そのほか、サプリメントなどで体調を整える方法もあります。
体質や年齢に合った方法で、できる限りバリア機能を高めておきましょう。

-まとめ
基本的に、抗体ができてしまえば、再発することはないのですね。
しかし、抗体ができるまでは、再び別な箇所へ発生するリスクがあります。
最も注意すべきことは、別な箇所へ感染させないこと、です。
発生してしまったら、抗体ができて完治するまで、感染を拡大させないように注意しましょう。