顔のイボができたときには液体窒素を使って治療することができます。
液体窒素を使ったイボ治療は顔だけでなく、首元や手足など全身に行うことができるメジャーな治療方法なのですが、実際にはどんな治療内容なのでしょうか?

顔のイボを治すための液体窒素を使った方法の概要をはじめ、痛みの程度など気になることをすべてまとめてみました。

◆液体窒素を使った治療の流れ

液体窒素を使ったイボ治療は有効性が高く、処置にかかる時間が短時間なので皮膚科でよく行われています。
まずは治療の流れについて確認してみましょう。

①初診

イボ治療は皮膚科または形成外科などで受けることができます。
初診では問診、イボの確認などを行います。
液体窒素で治療することが可能だと判断できた場合には、当日中に処置を受けることになるでしょう。
後日、処置のみを受けることも可能です。

②液体窒素での凍結療法

液体窒素を使った治療は凍結療法と呼ばれます。
液体窒素は窒素をマイナス196度まで冷却して液化させたものですので、綿棒の先端に含ませるかピンセットにつけて使います。
顔のイボが広範囲の場合にはスプレー状にして患部に吹きかけることもあるようです。

液体窒素での凍結療法では数秒~10秒ほどイボに数回押し当てるだけで、治療にかかる時間は短時間です。

③再診・処置

液体窒素でイボ治療を行った後は1~2週間程度空けて再診します。
イボの経過を確認し、必要であればまた同じ治療を繰り返します。

◆液体窒素の治療は痛みがあるって本当なの?

凍結療法は液体窒素で局所的にイボを炎症させ、やけどのような状態にする方法です。
治療中、治療後には痛みを伴うことが多いと言われています。
痛みの程度はピリピリする軽度のものから激痛まで個人差があるため、痛みに弱い子供にはあまりおすすめできません。
患部が治っていく過程でかゆみが生じることもあります。

治療直後には患部が白くなりますが時間の経過とともに黒くなり、水ぶくれや血豆のようなものができます。
かさぶたになればあまり目立ちませんが、1週間程度はやけどしたような見た目になると考えておいた方が良さそうです。

◆治療期間・治療できるイボについて

液体窒素を使ったイボ治療にかかる期間は個人差が大きく、顔のイボだと2~3回の処置で治ることが多いようです。
イボの大きさや個数によっても治療期間は変わりますので、最低でも4~5回は通院すると見立てておきましょう。

顔のイボであっても大きかったり広範囲だと治療が半年以上かかることがあります。
通院回数が10回以上になることも珍しくありません。
治療中であるにもかかわらず時間を空けてしまうと効果が落ちてしまうため、一度治療を始めたら完治するまでしっかり通院する必要があります。

顔のイボは主に良性ですが、なかには悪性のものもあります。
悪性の場合には液体窒素を使った治療が行なえない可能性がありますので、そのときは医師の指示に従って適切な治療を受けてください。

◆液体窒素での治療は跡が残る可能性がある!?

イボ治療としてはポピュラーな凍結療法ですが、治療したあとに跡が残ってしまったという方は少なくないようです。
患部がやけどしたような状態になるため、傷口を治そうとしてメラニン色素が沈着して黒くなったり、赤みが残ることがあります。
また、治療の過程で皮膚表面が凸凹になってしまうこともあるようです。

痛みがずっと続くことはないようですが、顔のイボを治療して跡が残るのは不安があります。
見た目が気になるようであれば別の治療方法にした方が良いかもしれませんね。

顔のイボを治すための治療方法はいろいろありますが、液体窒素を使った方法は保険適用になることもあってよく推奨されています。
費用は抑えられる可能性がありますが、痛みや見た目のリスクなどがあるので十分に検討したうえで治療を受けるようにしたいですね。
また、何度も通院しなくてはならないので病院選びも重要です。
定期的に通院できる信頼性の高い病院にかかるようにしましょう。